2018年3月に開業し設立から2年6カ月が経過したマキノクリーンサービス。おそうじで独立開業するに至った経緯から、現在のお仕事の状況までを語って頂きました。とても気さくで明るい牧野さん。今後は従業員を雇い、会社を大きくしていきたいと考えております。
それではインタビューしたいと思います。
それではよろしくお願いします!
よろしくお願いします!
ハウスクリーニングで開業しようと思ったきっかけ
マキノさんはこれまでずっと営業マンでしたよね。そこから心機一転、開業をしようと思ったきっかけを教えてもらえますか?
きっかけは僕がちょうど40歳になる年だったので、なんか一発最後勝負で自分のやりたいことをやりたいなと思って。元々掃除とか細かいことが好きだったので、それで何かの記事でマジ起を見てこれだと思って、勇気を振り絞って応募しました。(笑)
ありがとうございます!マジ起を選んだ理由を教えてもらえますか?
マジ起を選んだ理由は、フランチャイズで何かっていうよりも、マジ起は初期投資が少なくて済んだので、そこが大きな決め手でしたね。後は始める前に、印南さんとお話をして、印南さんの人柄も良くて、この人だったら大丈夫だなと思って。
フランチャイズに加盟しようと思われなかった理由は何かありますか?
あまり良いイメージではなかったですね。取られるだけ取られてみたいな。最終的にあまり自分の手元にお金が残らないような気がして。まぁおそうじフランチャイズに限らずその他のFCに関しても同じイメージでした。個人で始めるにはちょっとハードルが高いなと思いました。
たまたま地域の掲示板でマジ起の存在を知って、そこからブログを見るようになって。「おそうじつよし(印南代表の当時のハンドル名)」って誰だ?くらいの感じで見ていました。(笑)そこからブログをどんどん読んでいくうちに、何か自分の中で沸々と「これはいいかも?」と思うようになりました。そこからはもう嫁さんの説得です。
家族の反対をどう説得したのか
そこ聞きたいですね。奥さんはその時どういう反応だったのですか?
もう大反対でしたね。何で今こう安定しているのを放り捨てまでして、家族を路頭に迷わせるのかぐらいの勢いでしたね。最初は全然理解を得れませんでした。
今の奥さんの気持ちはどうですか?
今は全然です。僕自身が毎日楽しく生き生きとやっているので、それはそれでいんじゃないのという感じです。今は反対も何もないです。印南さんと11月に会って3月に開業したのですが、その間大分説得して、まぁ最終的にはこの人何言ってもダメだって思ったみたいです。(笑)嫁さんの機嫌がいいとき狙って話していました。(笑)でも中々大変でしたね。ほかに加盟されているみなさんも同じだと思うのですが。
そうですよね。奥さんの理解が得られず断念される人も多いですね。先も見えない状況で、さらに今までやったことの無いことを始めようとするわけですから、尚更ですよね。
営業経験が生きた「何とかなる」という自信
ホントそうですね。まぁでも僕は根拠のない自信はありましたけどね。「何とかなる」じゃないですけど、ずっと営業はやってきていたので、仕事は取ってこれるだろうとは思っていました。僕自身、自信はあったのですが、やっぱり嫁さんには理解してもらえませんでした。そこは大変でしたね。
説得の決め手とは
奥さんの最終的に「好きにしたらどう」となった決め手は何だったと思いますか?
何でしょうね、最終的には最初から最後まで一貫して僕の自分で独立して仕事がしたいというところにブレがなかったからでしょうか。どうしてもやりたいんだ。40歳にになって、今しかないんだというところですかね。やるなら今しかないというタイミングでもありましたね。
2年半の成果はうれしい悩み
ありがとうございます。今仕事は何人体制ですか?
今は殆ど一人ですね。たまに手伝ってもらったりすることはありますが。本当は人が欲しいんですけどね。かといってまだ募集もかけていないのですが、そろそろ本気で人を入れていかないといけないなと思っています。仕事が多すぎて一人で回せる限界にきています。大体は1日に2案件ペースですね。大きな物件とかも2件回ったりもします。
すごいですね!時間的にはどれくらいかかっているのですか?
そうですね、空き部屋の2LDK2件の場合ですと、朝7時半には物件に着いています。忍び足で入って音の立たない作業から始めて。ホント遅くても8時頃にはもう終わっていますね。
キレイにすることが好きだから続けれる
ハウスクリーニングという仕事についてはどう感じていますか?
僕はすごく合っていると思いました。汚かったところがキレイになっていく過程が僕は好きなんだと思います。昔からですね。家でも好きでちょこちょこ掃除をしていたので、それが稼ぎになったことは良かったですね。掃除をすることでいつも快感を得ています。きれいになったなぁと。気持ちがいいですね。汚れに対しても、自分が試行錯誤したアプローチでキレイになると気持ちがいいですね。新たな発見もありますしね。こうやったらもっと早く綺麗になるとか、この道具は使いやすいとか。
僕はおそうじをやって本当に良かったと思います。
掃除のここが苦しいと思うところは?
おそうじが苦に感じることはありますか?
暑いときは正直きついですね。クーラーのない部屋だと暑いし、しんどいです。その時はかなり効率が落ちますけど、まぁでも1年を通して考えれば一時なので、そこは空調服を着たり、扇風機をかけたりとその辺は工夫しながらですね。
休日の取り方は?
休みはどうですか?仕事が早く終わった後などはどうされていますか?
一応、日曜日と祝日休みにしています。仕事が早く終わった時はもう帰りますね。もう自由な時間です。もう時間は自分の裁量で自由に作れるので、そこはホント自分には合っています。以前の仕事ではやはり拘束感はどうしてもあったのですが、今はないですね。仕事に追われることを考えても、サラリーマンの時とは違いますね。やるもやらないも全て自分の自己責任で自己完結ができるのでその辺はホントいいですね。
次の目標は組織化
仕事の受注量はどうですか?
まだまだいけますね。引き合いもありますし、営業もまだ出来ていない所もあるので。ただ、今のやれる限度があるのでそれ以上は断っているところもあります。人さえ揃えば営業で仕事はどんどん取っていけると思います。
売り上げについて教えてもらえますか?
1日平均4万円前後ですね。
めっちゃ稼いでいるじゃないですか!(笑)年商でいうと一人で1000万円前後ですね。もういんじゃないですか?(笑)
いやー、まだまだですよ。まだまだ欲しいもん。これから人を入れて育てて、一人前に育ったらもっと楽になるだろうし、他にもっともっと広げていきたいなと思っていますしね。そんなに大きくなくていいので、組織化していきたいですね。一人の限界が見えているのも、そう思うようになったきっかけですね。
経費について
経費についてはどうですか?
思ったほど経費が掛からないですね。利益率がかなり良いので逆に儲けが出すぎてもと思うところはあります。まぁ、残っていくといっても、家族も多いので支払いは色々大変ですけどね。(笑)今後はやっぱり人を入れて人件費はかかりますけど、そうやっていかないと進んでいかないので。印南さんはどのタイミングで人を雇いだしたのですか?
僕も3年目くらいですね。ちょうど牧野さんくらいの時に人を入れだしました。もうホント牧野さんが今悩んでいることと全く同じでしたね。1人の限界が見えてきたので、これ以上は人を雇い入れる必要がありました。
一人の時きつくなかったですか?
そうですね。きつかったですね。一人で二人分の仕事をこなしていましたから。でもなんか楽しかったですね。やったらやった分だけ稼げるので「自分はこんだけ稼げるんだ」って思えたのと、お客様の要望に出来るだけ答えられるようにしたりと、長い時間働いていましたが、その楽しさが打ち消してくれていたような感じでした。
マジ起で開業して良かったこと、マジ起の改善点など教えてください。
良かったことは幸い本部が近かったことですね。また本部のレスポンスが速くて、何か困ったことがあったらいつも親身に聞いてくれるところがいいですね。その辺は本当にありがたいです。改善点としてはもう少しコミュニティーが盛り上がると良いと思います。LINEだと一方通行なところがあるので何か寂しいですね。ツイッターやFacebookなどであれば「いいね」を押し合ったり、コメント出来たり、LINEの様に既読スルーみたいなことにもならないし。その辺は何か別のアプリやサイトなどでみんなが気楽に情報交換できるようになればと思います。あとは、今はコロナで中々会えないですが、またみんなで集まって話し合ったりしたいですね。愛知だけでも本部に集まって座談会などを定期的に行ってそれを動画配信したりするだけでもみんなと情報共有できると思うし心強いと思います。
そうですよね。私もそれは感じていました。他の加盟者さんからも同じ内容の改善点が上がってきておりますので、ここは改善しますね。
誰でもできるのか?再現性は?
再現性についてですが、このモデルは誰がやってもある程度形になっていくという確率の話と、その再現にあたっての必要な考え方などがあれば教えてもらえますか?
マジ起で開業していけば十分可能だと思います。後は、そうじ自体に興味があって、キレイにすることに喜びを感じないと続けていくのは難しいのではと思います。仕事だからと割り切っていると、だんだんきつくなってくると思いますね。まぁなんでもそうなのですが。
マジ起を検討している方に何か一言お願いできますでしょうか?
前にも加盟を検討している方から連絡を受けたことがありましたが、その時も言ったのですが、ホントあの、「やってみたらいいですよ」と。ホントこれだけですね。行動に移してやってみたらいいです。自己責任ですけど一回やってみたらいいですよと言いました。
意外な一言でした。なるほどです。ですが、検討している人はやはり不安の中で、メリット、デメリットを考えていると思うのですが。
そうですね。でもそこを考えると、何もできないですもんね。僕もいろいろ考えました。ホントにこれをやって上手くいくのかなと。マジ起って本当に存在するのかまで考えて、本部の前まで見に行ったこともあります。やっぱり人生が懸っているので慎重になるのは仕方ないとは思います。それでもやってみたらいいですよと言うのは、何とかなったからです。やってみたら、何とかなって、現にこうしてやれていますし。行動を起こしてやることやれば何とかなります。
フランチャイズも視野に入れながらマジ起を検討されている方もいるのですが、比較に関してはどうですか?
僕はフランチャイズの話を聞いたことはないですが、マジ起は本部との距離が近いと思います。マニュアル化された機械的な話ではなくて、人と人で話ができるので、そういった意味では安心できます。
牧野さん今日はインタビューを受けてくれてありがとうございました!
こんなんで役に立ったんかなぁ?
めっちゃ役立っていますよ!あとは牧野さんのイケメンの写真貼るので送ってもらえれば。(笑)
えー、マジ起の会員サイトの写真でいいですよ。使ってください!
今回はマキノクリーンサービスの代表の牧野さんのインタビューでした。
インタビュー
2020年9月12日
一般社団法人マジ起おそうじビジネス協会
代表理事 印南 柾杜